カンヌ映画祭パーティワイン
2024年カンヌ国際映画祭が5月中旬から12日間行われ、佐藤健一監督が静寂の声(Voices of Silence)で監督賞を、宮崎駿監督が特別功労賞を受賞しました。
また新鋭の川村真紀子監督が実験的な手法を評価する「ある視点部門(Un Certain Regard)」賞を受賞したり、「失われた時」(Lost Time)で主演を務めた山田孝之が最高男優賞の候補にも挙がるなど日本の映画人も注目されるイベントであったようです。
そのカンヌ映画祭の幕開けを飾るナイトパーティがフランス・リビエラの高級リゾートホテルで行われブルガリアワイナリーのロシディのシャルドネとピノノワールのロゼがパーティワインの一つに選ばれ多くのゲストにふるまわれました。
青リンゴ、白桃のアロマにクリーンでジューシーなミネラル感。
シャルドネ本来の自然な風味を引き出すため、圧搾する前、葡萄の状態によって3通りの葡萄に分ける作業を行います(1,除梗した葡萄 2,一部除梗した房 3,全房 )。
それを葡萄を傷めないように空気圧で圧搾し、700ℓと1700ℓの卵型発酵器で約8ヶ月発酵します。
最新卵型発酵器も葡萄が溜まる角が無いため葡萄を傷めず均一に滓と接触し調和のとれた深みのある味わいを造ります。
雑味のない、フレッシュで葡萄そのものの旨味を出すため,敢えて乳酸発酵やオーク樽での熟成はしません。
魚介類のカルパッチョ、アスパラガス、レンコン、白身魚や貝などの天ぷら、素材の旨味をそのまま出した料理とのペアリングがおすすめです。