コラム

グランドラムワイン

先日のトランプ大統領訪日時、宮中晩さん会で提供されたメイン料理はビーフ好きの大統領の希望で牛ステーキだったそうです。 しかし通常は宗教上の制限を受けない羊肉がメインになることが多く、栃木県にある御料牧場では晩さん会用の羊も育てられています。         血圧やコレステロール値、体...

トラキア人の初夢は?

2019年が始まりました。3~4千年前位にバルカン半島で栄華を誇っていたトラキア人達はどんな初夢を見ていたのでしょうか。     数千年前、バルカン山脈の彼方に粗暴で激しい突風の化身神・ボレアスがいて、その場所に駿馬と共にあらゆる敵を倒してきた戦いを好む民が住んでいまし...

ブルガリアの夏

カタルジーナのロゼワインは、暑い夏に相応しい清涼感溢れる口当たり   地平線まで続く向日葵畑   夏のバカンスの一番人気は黒海のビーチ   先日熊谷で41.1℃の観測史上最高気温を記録し連日猛暑が続く日本ですが、ヨーロッパもドイツ、フランスはじめ北欧の国々まで熱波に...

ギリシャのマスターオブワイン、カタルジーナを語る

これからのワイナリーに必要なこと、そしてカタルジーナに期待すること     コンスタンティノス・ラザラキス   日本の大橋健一MWはじめ、現在全世界で370名のみ名乗ることを許されたワイン業界最高峰の資格、マスターオブワイン。残念ながらブルガリアのMWはま...

ブルガリアワイン「アンコール・シラー」 再び世界…

シラー種ワインの世界的コンクールで、4年連続ゴールドメダル受賞 シラー種の原産地と言われるフランスのローヌ渓谷で毎年行われる世界最高レベルのシラーコンクール、「シラー・ドゥ・モンド」。 カタルジーナのアンコールシラー2012が、4年連続のゴールドメダルを受賞し、昨年に引き続き世界のシラー...

聖ゲオルギーの祝日

    5月は日本ではゴールデンウイークで祝日の多い月ですが、ブルガリアも9月(統一記念日や独立記念日)や12月(クリスマス)などと並び祝日の多い月となっています。   5月1日のレイバーデイにはじまり、6日が聖ゲオルギー、24日の文化の日など重要な祝日が続いています...

ショパンを聴かせて熟成させるワイン

ショパンの調べをワインの中に!   バレンタインデーは、ワインの日!   2月と言えばバレンタインデーが一大イベントとして定着していますが、ブルガリアでは2月14日は葡萄の守護聖人・聖トリフォンの日、すなわちワインの日となっていて、葡萄農家では葡萄の木の剪定儀式をし、...

2018年カタルジーナ新たなチャレンジ

2018年元旦、今年もブルガリアの家庭ではミズキの枝にドライフルーツやりんご、コインなどで飾りつけをした枝を子供に持たせて行う「スルヴァカネ」と呼ばれる儀式で幕を開けました。 今年一年が健康で実りある幸せな年になるよう皆でお祈りし新年を祝いました。 新年の飾り「スルヴァチカ」  ...

サンタクロースの起源

 今年も残すところあとわずか。師走の気忙しさの中、幼い子供達はサンタクロースからのプレゼントを楽しみに日々過ごしていることでしょう。      サンタクロースはフィンランドの伝承を元にして1823年アメリカで発表された「聖ニコラスの来訪」と言う詩が元になっていると...

世界に発信を始めたブルガリアワイン

ベルギーのブリュッセルで10月20~23日の間、ベネルクス最大のワイン展示会メガヴィノが行われました。 展示会では今年の注目すべき国としてブルガリアが選ばれ、トップワイナリーの一つであるカタルジーナエステイトはブルガリアを代表して ブルガリアワインのハイクオリティでリーズナブルな点をアピールしま...

カタルジーナエステイト・実りの秋

今年のブドウ   ブルガリア・カタルジーナエステイトの今年の葡萄の出来も非常に良いとのこと。 どんなワインになるか今から楽しみです   ブルガリア最東南部、ギリシャとトルコの国境地帯にあるカタルジーナ・エステイトは今葡萄の収穫の真最中です。 東ロトピ山脈丘陵地帯に...

ブルガリアの「グランクリュ」

ワイン神発祥地のワイナリーとしての矜持が造らせた、ブルガリアの「グランクリュ」登場!       そのネーミングと恐れを知らない大胆なアピールの仕方に賛否両論あるかもしれません。 ブルガリアのワインでブランド名が「グランクリュ」   ブルガリ...

物語を紡ぐワイン

ストーリーテラー・コンテンプレーションズ     2015年ブルガリアのベストワイナリーに選ばれたカタルジーナエステイトは、ブルガリアワインを代表し、また業界を牽引するため様々なアプローチを試みています。 その一つがブルガリア人のアーティストやデザイナーによる斬新なデ...

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